バレンタイン

バレンタインにクッキー缶は
高くて買えないから
せめて一本花を買おう

楽しいことをしないと
ドトールのブレンド今日も旨かった
楽しいことをしないと
嫌なことは忘れてしまわないと

言語化できないわたしの憎しみ
さっさと報われると言えばいいのに
なかなか報われると言わない占い
これをダシに金を揺さぶってんのか

タロットで出た将来が悪魔
きっと占いで報われたがってる私の化身
バレンタインになんか花とか買うかよ
クッキーも買わないただコーヒー飲んでる

障害者はいつも身の丈を知らない
千円するコーヒーや千円するラーメンにしか
癒せないくらい傷ついてるんだな
私だってむしゃくしゃしてる

悩み抜いてる私は何も悩んでない人たちに
じろじろ見つめられて結果
彼女らは何もわかってない わかれよ
あんたは上っ面の人生 なにもかも上辺だけ
東京で何が起こってるかわからない
あんたなんかより
爆買いしてる韓国人のほうが
よっぽど賢い

占いで言われた「私の話全部聴いてください」
聞いたよ 聞いた結果嘘つかれてるみたいなら
私は偽物に何十万も注ぎ込んだの?
なんならみんな偽物を買ってるの?


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コメント

“バレンタイン” への4件のフィードバック

  1. 蛾兆ボルカ
    蛾兆ボルカ

    この作品、とても好きです。

    〉楽しいことをしないと
    〉ドトールのブレンド今日も旨かった
    〉楽しいことをしないと
    〉嫌なことは忘れてしまわないと

    というスタンザ、私の気持ちにも響きました。

    人というのは、たぶん誰でも、それぞれの苦しみがあって、それぞれの憎しみをどうしようかとか思ってるのではないかと思います。
    例えば私は、もう若くないので、ひとを見て若さを羨ましく感じる傾向がありますが、若いときは若いときの辛さとかあるよなぁとか思ったりします。
    とはいえ、上手く行ってる人とそうでない人とは同じではないし、超えようがない、個人にしか分からないものも膨大にあると思います。

    そんなことを思ったりするのですけど、この作品は一つ一つのフレーズが響いてきて、「何もわかってない」という事に強く共鳴しました。

  2. 西の子
    西の子

    蛾兆ボルカさんへ

    ありがとうございます。なんか、ありがとうございますしか言えませんね…

    スタンザとありますが、初めて知ったのですが、スタンザのまとまりごとにノートに記して、あとは詩っていうか一つの形式にがっちゃんこしてくっつけたんですけど、どの部位にも、魂の叫びの強度が共通して怒り狂ってるので、熱意は伝わる詩だと思います

    何もわかってないことに関しては、ここに関しては占いに行って待合室で待ってて通り過ぎる何も努力したことなさそうだし今後もしそうにない人がいて、その人が一瞥して脳裏にかすったその人のファーストインプレッションを超えたいとかそんなもんじゃないとかを足掻いてるのがわたしなんですが、端からみたらわたしだって人からしたら努力したことなさそうだし今後もしそうにない人に該当するのか〜という視点も込めて、今後は詩作しようと思いますが、この詩の基本理念は、まずそこらへんにあったものを全部蹴り飛ばすみたいなとこにある、なんていうか花緒さんの言う「ジャンク的」にある気がしますね。めちゃくちゃキレ散らかしてるのにまた「ジャンク的ですね」と言う事はさすがに失礼なので何も言われませんが。

  3. 薔薇*
    薔薇*

    三作読ませていただいてどれも詩として魅力があるのですよね。
    一見そうでないように見えて昇華を感じます。

    第一作は特に好きで何度も読み返しました。
    コメントをと思っているうちに時が過ぎ。
    いずれゆっくり感想書きます。

    本作については
    ボルカさんが尽くしてくれているように感じますので
    私からは「怒り」について。

    私は子どもの頃から怒りが強く激しくしつこくてw
    大人になってもそうだったらしく
    わずかにいくつかあった縁談も
    内緒で母親が一存で断ったと後に聞きました。
    「頼むから遠くに嫁に行ってくれ」だったとか。

    そんな私から西の子さんへの提案ですが
    わんこでもにゃんこでもいいですが
    あなただけの愛するものを
    動物がだめな環境なら

    アンティークのお店に行って
    そこで一番美しいと思うものをひとつ手に入れ
    それを中心に人生を組み立ててみて欲しい。

    私の場合は青い縁取りのランプでした。
    (次の投稿詩で写真を載せますね。)
    東京モノレール駅の近くで開かれた大きな骨董祭りで
    ガラクタの中にあった3万5千円でした。
    それからお金を貯めては
    ランプに合うような古い座り机を買いました。(5千円くらい)
    机に置く古い外国製の置き時計を買いました。(針は動かないので数千円)
    電気の傘も明治時代のものにし(2万円くらい)
    ストーブはアラジンの古いタイプのもの。
    明治時代の小さいタンスを買いました。(4万円くらい)

    何故アンティークかというと
    百貨店などで買うピカピカして新しいものは
    誰でもお金さえあれば簡単に手に入れられるので
    本当に自分だけの城はできないのです。

    アンティーク屋で買ったものは
    最初薄汚れているんです。
    それを自分の目で見抜いて部屋に持ち帰って磨く
    光り輝くようになる
    その工程を経て自分で育てた宝物になるんです。

    羅針盤のない人生を己自身で切り開く!とばかり
    私は占いとは無縁に生きてきましたが
    たった一度だけ
    当時有名だった「新宿の母」
    と言う方にアルタの近くで手相を見てもらいました。
    曰く「晩年は孤独ですよ」


    今晩年にさしかかっていますが
    実際友人は殆どいませんし
    孤独といっても差し支えないのですが
    若い頃から集めた好きなものに囲まれ
    わんこやにゃんこに囲まれ
    望んだ孤独を生きているんです。

    怒りはエネルギーの源なので
    けっして手放さず
    一緒に楽しく生きていけ・・・?
    (私もまだ旅の途中です。)

  4. 西の子
    西の子

    薔薇*さま

    詩をほめてくれてありがとうございます。また別のコメント、待ってます。
    怒りが原動力になると、それに共鳴してくれる何かを見つけられるみたいな話ですかね。

    全然話が関係なくなっちゃいますが、わたしとそっくりの友達を探していたことがあります。サンリオのキキララみたいな感じで、あれは男女の双子ですが、双子みたいな同性の友達が欲しいなと思っていたことがあります。
    一番懇親な友達と、義務教育期間一緒に過ごしていたのですが、大学を機に相違点が目立ち、疎遠になりました。最近になって、その友人が結婚したことをしり、おめでとうなどとやり取りをしつつ、彼女はSNSをきっぱりやめる旨を言い、永遠のお別れになりました。
    いつも一緒って、そりゃ義務教育内であれば、共にトイレに行くこともありますが、まあおとぎ話だよなあと思いました。

    しかしアンティークは動かない物体なので、いいですね。わたしは、今年からの抱負が「美術品に造詣を持つ」なので、有名な作家ばかりではなく、自分にぴったりな、共鳴する、作家を探そうと思ってます。家具集めは車を運転しないとできない芸当なので、わたしはひたすらSNSを齧るばかりです。

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